長年、防犯の研究に携わり「子どもの防犯」に関して気づいたことがあります。それは犯罪被害を受けやすい子どもたちが増えていることです。
さらに、非行や犯罪に走りやすい子どもたちも増えています。自分より弱い人々を苦しめ、傷つけ、不幸にすることを平然と行なう子どもたちです。
他方、些細なトラブルやダメージで挫折し、不幸になりやすい弱くて、脆くて壊れやすい、危うい子どもたちも増えています。
その理由の一つが多くの保護者が、母子が、親子がともに幸せになる育てかたを知らないことです。自分がそのように育てられず、そして誰も教えてくれず、学ぶ機会もなかった。だから親子がともに不幸になる育てかたをしてしまうのです。
子どもの育て方でその後の人生が決まります。家族を愛し、守り、支える未来の子ども。隣人や地域に住む人々と協力しあい仲良く暮らし、人々の暮らしや豊かさに役立ち貢献する未来の子ども。社会や国をより良くするために役立つ未来の子ども。
逆に、家族に不幸と災いをもたらす子ども。隣人や友人を傷つけ、嫌われ、敬遠される子ども。多くの人々に災いと不幸をもたらす犯罪に走り、他人の尊い命を奪ってしまう子ども。
どちらに育つかは、親の育て方私大です。子どもの性格形成は遺伝子ではありません。親の育て方なのです。
子育て心理研究所は、母子がともに幸せになる子育ての極意ともいうべき知識を一人でも多くの母親に助言するために設立しました。我が身を心を命を削り、子育てに奮闘するお母さまがたに希望と自身と安心をお届けするという使命を持った人々の組織です。
2012.03.31 |
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2012.03.31 |